恐竜の折り紙

講師を務めることになったので、お知らせします。


川村みゆき先生から頂いた画像に必要なことがすべて簡潔に載っていますが、ここに書き出しておきます。
第11回折紙探偵団九州コンベンション
日時：2022年５月２８日(土)～２９日（日）
場所：ZOOM　＆　佐賀アバンセ
詳細は、折紙探偵団九州友の会を御覧ください。
このうち、５月２９日（日）１４：３０～１６：００に私も講習します。

講習作品は、エレガントローズとなっていますが、これはいわゆるカワサキローズをアレンジした作品で、４年前に創り、これまで通称「さいた　ばら」としてきた作品と同じものです。英語名を考える際に「斉田」と「咲いた」の掛詞が通じないので名称を変更、いや制式に定めたものです。

エレガントとは、優美な、雅やかな、という意味ですが、数学の問題を簡単にきれいに解くこともエレガントと言います。
「きれいな花には棘がある」と言わんばかりの、ふわっと柔らかい花の部分と、尖ったガクを１枚の紙だけで構成しながら、折るのは難しくない、というこの作品の特徴を捉えた名前を選んだつもりでいます。

振り返れば、2017年５月に久留米バラフェアでカワサキローズを習い、2018年５月にローズオブローズの存在を教わった後に考案したものです。その５月末に行われた、第８回　折紙探偵団九州コンベンションに持っていって川村先生に見せたものと、今回の講習作品は同じものだったりします。


2018年７月５日の記事を見ると、すでに無駄な折り線が消えていて、作品名は「ガク付きのバラ」となっていました。10月の講習では、五角形版も創作して披露していて、そこからきっちり閉じない簡略化した仕上げ方をしていました。


今回は、一番最初に創った形に戻します。花の部分の無駄な線を消すことは考えずに、折り易さを優先しますが、裏の閉じ方は、多少難しくてもきっちり閉じる方にします。
１５cmの紙１枚となっていますが、色は緑や黄緑、深緑など緑系の折り紙をご用意ください。