和紙 de うさぎ
- 2022/12/15
- 00:53

簡単うさぎ 2022.12.12改定版 15cm一色和紙 / 75mm色紙 / 85mmブロックメモ / 15cm伊予和紙
折り図化しようとして、折り目を整理していたら、ほとんど元に戻ってしまいました。
腹側の後ろの部分を引っ掛けただけで、和紙で折っても開いてこなくなりました。
2022.12.15追記
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2022.12.6の記事
最近、ホイル紙を封印して、体が開いてこないように恐竜作品を改良していますが、6年ぐらい前の作品である「簡単うさぎ」にも適用してみました。

高牟礼うさぎ Ver.斉田 / Ver.臼井 / Ver.岡 15cm
創作:さいた ともはる with NOAちくご 2022.12.04
2022年12月4日NOAちくご定例会で「扇形うさぎ」を改造して開いてこないようにした、と紹介したら、講習することになりました。
しかし「かわいい」に関しては、女性陣に学んだ方が良いので意見を求め、みんなでワイワイ話し合いながら折り進めた結果、「簡単うさぎ」へと先祖返りした上に、様々なバリエーションが生まれました。
写真左の牡丹色が、一応、私が創った「お手本」ということになっていて、同じものを高牟礼会館の作品展に展示していただくために預けてきました。
写真真中の桜色は、家に帰ってから、臼井さんの要望や意見を整理して反映させて作った作品で、こちらの方が「正解」と言えそうです。見えないところですが、いったん扇形うさぎにしてから体を細くすることで、綴じ方を簡単にしました。また、頭頂部を中割り折りにして、頭を小さく固定した上で、耳を半開き花弁折りにしています。なるほど、かわいい女の子らしい仕上げ方の勉強になります。
写真右の灰色は、岡さんが仕上げ方のバリエーションとして、その場で作って見せてくださったものを再現したものです。本来、創作者の意図を汲んで正確に再現することを楽しむのが岡さんの折り紙ですが、今回は敢えて、私と異なる物を作っていろいろ教えて下さいました。無くても良いと省略した尻尾は、ちょっと立体的にして折りだすことも可能なこと。立てる耳の角度は好みで変えられること。耳の内側は、紙の裏表どちら側を見せることも可能なこと。鼻先の折り込みを大きくとるなど、顔は少しの変更で印象が大きく変わること。全体としては、元気な男の子っぽい印象に仕上がっています。
その上で振り返ると、私の作風が、長い耳をより長く見せようと極端に強調すること、なるべく平面的なデザインに収めようとすること、どこか中性的で少し気取った印象になりがちなこと、がよくわかります。
なお、山村さんや林さんからも、様々な質問や提案がなされました。シンプルな作品なだけに、作った人によって別の作品に見えるくらいのバリエーションがあった方が、展示する際に面白い、という結論に達しました。作品自体も、楽しい時間も、みんなでシェアする(共有する)のが、シンプル系Origamiの理想ですね。
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